和泉宏隆 韓国ツアー ツアー・レポート(絵日記)
 
主な登場人物
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9/28 (木)
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10/1 (日)
10/2 (月)
10/3 (火)
プロモツアー
10/1/2006(日)  
   

今日も晴れ。3時間睡眠で10時半起床、ロビー集合11時、10分のドライブで会場のLGアート・センターに到着。
これまで、スクエアでセジョン・カルチュラル・センター、ソウル・アート・センター、の2ヶ所に出演したことがあるが、LGアート・センターはキャパこそ中規模(1000)なれど、音の良さでは韓国で一番という定評のあるホール。クラシックの公演も多く、なんといっても、パット・メセニー大先生もやった会場ということで、文句のつけようもなし。

サウンド・チェックまで楽屋のピアノで指ならし。フィンガー・ウェイツのおかげで、たとえアップライト・ピアノの軽い鍵盤でも、20分でウォーム・アップが完了。

LG Arts Center控室でフィンガー・ウェイツ使用でのウォーム・アップ

サウンド・チェックが始まって‥ 

これがなかなか決まらない。モニター(舞台上)も、表(客席側)も、いたちごっこをしているようで時間ばかりすぎていくが、ここであせっても仕方がない。音さえ決まれば、たとえリハーサルができなくとも、という思いで悪戦苦闘‥  とりあえずなんとかできそう、というところに辿り着いて、トリオで1曲だけリハーサル。(4人でやる曲は全部やったし、メロディカのコーナーも表を決める時にそれなりにはやってもらえたので、よしとしよう)

サウンド・チェック中

そして、またもや椅子が高い。とはいえ、44cmくらいなので、なんとかなるかとそのままいくことにする。(正直云うと、本番で始終気になったし、翌日腰が痛くなってつらかった。昨今、日本でも高めの椅子が多いが、肘が手首より上にあるようでは音色のコントロールなどできるはすがないにもかかわらず、たいへん不思議なことだ。グレン・グールド大先生のお風呂場用のような椅子を見倣え!とまでいうつもりはないけれど‥)

携帯に録音したMCを再生しながら最後の猛練習

あわただしく着替えて本番。とはいえ、メロディカにいたやんが加わって3曲、オープニング・アクトとしてやってくれたので、呼吸を整える余裕があったのは有り難い。

出陣直前!
メロディカ・コーナーがいい雰囲気で終わって、10分弱の休憩をはさんで、熱い拍手と歓声に迎えられて舞台に出て、まずはソロで2曲。
開演、ソロ演奏です
演奏を終えて、マイクを握り、睡眠時間を削ってまで練習したMCをおもむろに読み上げようとして‥ 
ヨロブン‥ヨロブン‥‥‥なんと、マイクが死んでる!
韓国語でなんというのか知らないから、「お〜い!マイクが死んでるぞぉ!生かしてくれぇ!」「Give me my voice!」と叫んでみるが一向に音が出ない。しばらく騒いでみたが、どうにもならないようなので、とりあえずマイクを置いて、大きな声で挨拶からはじめる。さすがに音響のいいホールだけあって、一番後ろまで聞こえている様子。

MCマイクはピアノの上に・・・大声で挨拶を読み上げる
挨拶と曲紹介を終えたところでやっとマイクが生き返って、聖くんといたやんを招き入れて、トリオで3曲。
その次のMCが、クリスが最も心血を注いだ部分で、私が気に入った色々な韓国の食べ物の話で笑いをとりつつ、「ホンデのバーを出ると、白々と夜が明けてきた。それではここで、Colors on the street を聴いてください」といった感じ。続けてオーメンをやって、次のMCでさかきーを迎え入れて、4人でまずは3曲。
2曲めの11月の雨のピアノ・ソロの途中で、突然照明が落ちて真っ暗闇!!!

トリオ演奏風景
マイク事件を乗り越えてゲンチャナヨ〜状態になっていたせいか、そのうち明るくなるだろう、と、おっとり構えようとしたものの、ソロも後半に差し掛かって、跳躍の多いフレーズに入ろうとした矢先だっただけに、スケールワイズなフレーズに切り替えて、なんとか音楽を止めないように専念する。そういうと、明るくなるまでにずいぶん時間がかかったように思われるかもしれないが、実際に暗闇だったのは7〜8秒といったところだろうか。
榊原氏を入れての演奏風景
その後のことはよく覚えていない。マイク事件と暗転事件に全く動じなかった自分を演奏中ずっと誉めていたから、というのは冗談だが、トラブルにめげずに演奏に集中した結果、一種のトランス状態に入ることができた結果、という気がする。
アンコールのたからじまエンディング 思わず立ち上がる和泉
とにかく、終わってみれば、致命的なミスタッチが少なくとも五つはあったにせよ、なかなか素敵なコンサートになったと思う。
それというのも、温かく見守って、しっかりと聴いてくれた皆さんのおかげ、ほんとうに有難う!
ダブルアンコールでSAGAをソロ演奏
ありがとうございました!!.
いろいろありましたが、無事終了です
終演後の即売サイン会はこれまた長蛇の列で、ここぞとばかり愛敬を振りまく。即売は60数枚だったらしいが、パンフレットとポスターを含めると100回以上はサインをして、記念撮影も60〜70回。
ものすごいサインの列


列の終わりは広いロビーをぐるっと回って“U”の字状態でした
さて、ウンゼ君プロデュースの打ち上げは、ソウルの表参道ともいうべき、ブランド・ショップの立ち並ぶ界隈、チョンダムドンから一本筋を入った閑静な街並にあるお寿司屋さん、寿司ひょう。そう、ここのご主人が、おとといの松茸とアワビを仕入れてくれたのだ。
その夜のテーマは、“ソウルの秋”。松茸の土瓶蒸しに始まって、とろろのせもずく、お造りが赤貝と鱸(すずき)と鯛と秋刀魚と大とろ、こはだの韓国風刺身、蒸しアワビ、松茸と銀杏とホタテの炭火焼き、こはだの塩焼きと松茸の天ぷら、握りが大とろ焙り焼きと穴子、そして特製の太巻。食後にメロン。
めったなことでは日本酒を口にしない私も、これだけのご馳走が並んで、久保田が出てきたら、あらがえるはずもない。5合?6合?7合?もっといただいたかしらん?
ウンゼ君仕切りのお食事会 “SEOULの秋”の刺身盛り合わせ
ホテルに戻って解散と思いきや、16時開演だったからまだ1時前。やはりここは、さかきーといたやんをバーダに案内しなければ、ということで、ホンデへ繰り出す。
残念ながらマスターは不在だったが、二人とも雰囲気を気に入ってくれたようで、めずらしく閑散とした店で静かにビールを飲む。

2時半の閉店でホテルに戻り、明日が早いとはいえクール・ウンしきれずに、羽田のDuty Freeで買ってきてほとんど減っていなかったオールド・パーのハーフ・ボトルを飲む。
とはいえ、睡眠不足もあってさすがにそんなには飲めず、4時半には沈没。
またまた松茸三昧